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インタビュー

渋谷から葉山へ。リノベ経験者の2度目の家づくり

公開日:2024/08/09
所在地: 葉山町
規模: 30坪
家族構成:夫婦+子ども2人

家づくりを始めたきっかけ。

設計を担当した市川が、渋谷から葉山に移住されたHさんご家族のお宅にお邪魔させていただきました。

市川:早速ですが、家づくりを始めたきっかけを教えてください。

Hさん:元々は渋谷の代々木公園の近くに長く住んでいたんですが、当時から、鎌倉エリアに住みたいとなあとよく話していました。
鎌倉・逗子・葉山エリアがもともと好きで。
だけど、通勤があまりに遠いので無理だなと思っていました。
なので、結構古いマンションを買って、リノベーションして住んでいたんです。
でも、コロナ禍をきっかけにリモートワークになったじゃないですか。
通勤しないなら、鎌倉・逗子・葉山エリアへ移住もありじゃないかなと思い、逗子周辺で探し始めたのが家づくりをまた始めようと思ったきっかけですね。あとは住んでいた中古リノベーションマンションは、リモートワーク前提に作ってないので、自宅でのリモートワークをする場所がなくてリビングで仕事するみたいなちょっときついよねって思っていたところでした。あと子どもも大きくなってきたので、ちょっと手狭になってきたのが重なり、じゃあ、探すかってなったんです。
市川:今、お住いのこの土地との出会いって何がきっかけだったんでしょう?

Hさん:最初は戸建てをリノベーションしようと思ってたんですよね。今までマンション住まいだったので、庭をずっと作りたいなと思っていて。庭でいろいろ植物を育てる生活がしたかったので、庭がある古い家をリノベーションできたらなと思ってて…。宅地で造成されて売ってるじゃないですか、まっ平らな土地。ああいう土地を見て、自分たちは全然いいなと思わなくて。なので、「逆にわさわさした古い庭があるような物件、ありませんか?」って、EW営業部の遠藤さんに言ってみたんです。そしたら、遠藤さん、「すごいのあります!」って言ってくれて。

実際に探し始めてみて、鎌倉・逗子・葉山を見てて、葉山がいい感じだなって思ったんです。最初は、明らかに遠いので嫌だったんですけど、何回か来るうちに、どうせ鎌倉も遠いから葉山もあんまり変わらないかなって感覚が麻痺してきてしまって。それで、葉山でいろいろ探していたんですけど、ちょうど移住ブームで、いいなと思ってすぐに連絡しても「決まっちゃいました」というのが何回か結構あって。その頃は家のリノベ前提で中古の家を探してたんですけど、本当にたまたま土地としてここが出てきたんです。

いろいろな物件を見ていると、だいたいの土地の相場観がわかってくるじゃないですか。でもここの土地、安くてびっくりして。でも、山の上だったのと土地の半分が斜面なのもあったのかな、と思うけど…。連絡してみて、土地を見に来たら、かなりのジャングル状態で、向こう側が見通せないくらい草がボーボーに生い茂っていて。でもこの山はすごい開けて見えてて、「ああ、いいかもな」って思ったのが、この土地との出会いでしたね。あとは土地が安いので、新築で建ててもトータルの予算が中古の家のリノベするのと同じぐらいで建てられるんじゃない?と。
スケルトンハウスのコンセプト自体もいいなっていうのがあったので、リノベじゃないのであれば、スケルトンハウスをここに建てるのもアリなんじゃないかなってなりました。
市川:スケルトンハウスを選んだきっかけは何でしたか?

Hさん:外壁が経年でなんか味が出ていきそうっていうのが趣味に合っていたっていうのと、味が出つつも断熱がしっかりしていそうだなって思いました。中古のリノベだと断熱が結構大変そうですけど、イチからつくれば快適かなと思いました。
リノベマンションの時は、建築の人にやってもらってたんで要望だけ言って結構プランは出てくる経験があるので、実際にスケルトンハウスの家づくりを始めてみて、「あ、本当に自分たちでマスとかを自分で描くんだ」とか、どこかで引き取られて全部やってくれるのかなと思ったら、結構自分でやりますよね。最後までね。おお、そうなのかってなりましたね。
市川:そんなスケルトンハウスの家づくりですが、大変だったこと、楽しかったこと、何か印象に残っていることはありましたか?

Hさん:やっぱり大変なところはもちろん大変でしたね。窓のサイズや高さから決めたりとか、自分たちが暮らしやすいように作れるから希望通りになるのが楽しかったです。あと、模型を作るのが楽しかったです。立体になると「ああ、こういうことか」みたいに自分たちで納得できて。
間取りもスペースも限られているじゃないですか、だから「こっちをこのぐらい取ったら、こっちはこのくらい足りなくて」みたいなせめぎあいがあって。どこを削ってどこのスペースを確保するかとかのすり合わせが結構大変でしたね。
市川:この家のコンセプトはどう決めていきましたか?

Hさん:前の家では、リビングのソファかダイニングテーブルのどちらかしか居場所がなくて、くつろげる場所がない感じだったので、もうちょっと各個人がそれぞれくつろげる場所があったらなーって思い、「居場所がたくさんある家」にしようと家づくりノートのコンセプト部分を決めていきました。子どもも大きくなってきたので、みんなで一緒にいるのもいいんですけど、そうじゃない時もありますよね。みんなで映画を見る時はリビングで一緒に見ればいいけど、一人で携帯を見たい時もあるので、その時にいろいろな場所に座れるといいなと思って。小上がりやカウンター、ベンチなど、座れるところをたくさん作りました。

市川:なるほど。そんなコンセプトのこのおうちですが、「家のこだわり」って何かありますか?

Hさん:「3回やると満足する」とかよく言うじゃないですか。この家は2度目の家づくりだったので、まだ道半ばですが、今のライフスタイルに合わせたので、リモートワーク用のスペースがあるとか、家事動線が前より良くなったとか、そういった点が改善できたことですかね。良いところはそのままで、こうした方が良かったなっていうところだけを今回変えました。フローリングをオークの無垢材にするとか、横長のキッチンにするとか、パントリーを大きめにして隠れるようにするとか、前回良かったところをそのまま今の家にも踏襲しています。
市川:このおうちで、「これからやりたいこと」を教えてください。

Hさん:家づくり開始当初からの希望だった庭の草花をもっと植えていったりとかしていきたいですね。割と広めのスペースが表だけじゃなくて裏手にもあって、そっちでもいろいろやっていきたいなと思っています。家の庭だけど、キャンプとかもできそうなので。テントを建てられそうだなとか、サウナを作ったりとか。そういうのもいいかもねと思っています。果樹をいっぱい植えてもらったのと、畑とかハーブとかも楽しみたいですね。

市川:最後にこれから家づくりを始める方へのメッセージをお願いします!

Hさん:やっぱりディティールが大事なので、「ディティールの確認を頑張ること」じゃないですかね。やることがいっぱいありすぎて、最後に「まあいっか」って思いがちなんですけど、意外と細かいことが自分の満足度をめちゃめちゃ左右するので、そこをしっかりやったらいいかなと思います。住むのは自分たちなので、そこを組めるのはスケルトンハウスのすごく良いところじゃないですか。自分たちに合わせられる。だから、他の家がどうとかじゃなくて、自分たちの生活スタイルにとことん合わせることが大事です。
もちろん、ステージが変われば必要なことも変わってくるとは思いますけど、今、居心地のいい家に住みたいじゃないですか。だからそこを確認するのがすごく大事だなと思います。今回私たちはそれをして、すごく良かったので。


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