インタビュー
イメージした生活を実現する方法
公開日:2024/05/11
所在地: 葉山町長柄
規模: 3LDK/89.44㎡
家族構成:夫婦+子ども2人
この土地を選んだ理由
Nさんご一家が葉山にスケルトンハウスを建ててお引越しをしたのは、2021年の6月。
すっかり暮らしに慣れたころ、建築設計部の向原がインタビューにお伺いしました。
向原:「森に囲まれた素敵な立地ですね。どのような経緯でこの場所に決めたのでしょうか。」
Nさんご主人:「もともとは関西に住んでいたのですが、住環境のよいところを求めて、最終的に葉山に住むことになりました。
最初は葉山マリーナの近くのマンションに住んでいたのですが、そのマンションが8年で退去しなければならないという制限があって。
また娘が小学校に通い始めたというのもあって、住まいを探し始めました。
今の家の近くで転校しなくて済むところが良いというのもあったし、葉山も気に入っていたので、この辺で探し始めました。」
Nさん奥様:「どの辺に住もうかな、住みたいかなって、Googleマップでずっと葉山のところを検索していて、
その中でこの辺りがいいんじゃないか、森がいっぱいあって森に囲まれた生活できそう、ということで、
Googleマップから狙いを定めて見ていました。」
Googleマップで土地探しなんて斬新!上から眺めて環境を確認していたのですね。
確かにGoogleマップならば森や道路の位置など一目瞭然です。イマドキの土地探しスタイルなのかもしれません。
ご主人:「ここに決めたのは、最初は妻がこういう土地があるっていうので探していたんですけど、
結局それがエンジョイワークスさんの方で取得されたという流れがあったんです。
あとはそれよりも前に、たまたまスケルトンハウスをテレビで観たことがあったんですよ。
たしか『住人十色』という番組です。観たのは葉山に引っ越すずっと前のことで、
木の外壁の住まいが素敵だなあ、こんな暮らしができたらいいなと印象に残っていました。
そのまますっかり忘れていたのですが、葉山に来て、土地を探していくなかで、エンジョイワークスのスケルトンハウスに再会したんです。
それらが縁になって、結果ここに家を建てたっていう感じですかね。」
そうそう、ここはエンジョイワークスが広く土地を購入して、4棟のエンジョイヴィレッジとして分譲していた区画の1つになります。
奥様はエンジョイが購入する前にこの土地をチェックされていたのですね。
それもご縁ですが、何よりその前からスケルトンハウスをご存じだったというのが驚きです!こんなめぐりあわせもあるのですね。
スケルトンハウスの設計プロセスの中心となるのは、『家づくりノート』(現在は『家はじアプリ』)。
住む人が自分で家づくりをするための仕組みです。
向原:「『家づくりノート』にはどんなことを書いたのでしょうか」
お子さんたち:「 犬飼いたいとか、ハムスター飼いたいとか」
ご主人:「10年後犬飼えたらいいな、みたいなことが書いてありましたね、全然忘れてましたけど(笑)」
奥様:「あとデッキでみんなでバーベキューしたいって。マンションだったのでバーベキューできないので、
絶対家ができたらバーベキューしようねと言っていました。」
向原:「実際にバーベキューはやっていらっしゃるのですか」
ご主人:「はい。ここのデッキでしょっちゅうやっていますよ。」
奥様:「本当はもっとデッキを裏庭まで広げたいんですよね。それくらい使っています。」
リビングとつながった居心地のよさそうなウッドデッキ。大活躍中のご様子で、これからの展望も楽しみですね。
向原:「家づくりでこだわったのはどこでしょうか」
ご主人:「キッチンですかね。コストの割合で言うと非常に高いんですけど。
見積をとってから、全体のコストを落としてなきゃいけないフェーズがあって、
何をどうするかってなった時でも、やっぱりキッチンは残したんですね。キッチンはこれがいいだろうってことで。
それはだいぶ成功だったと思いますね。すごく使いやすいし、これはこのままあって良かったと思います。」
ご主人:「あと、玄関の収納もすごくうまくいったと思います。」
奥様:「整理整頓や、いろんなものを動かして掃除するのも本当に苦手なので、とにかく掃除がスゴイ楽な家にしようと思って。
収納もいろんなものはとにかくすっきり中に入れ込めて、いつでも人に来てもらえるような家にしたいなって思って、収納をたくさん作りました。」
ご主人:「収納量はちょっと不安はあったんですけれど、でも全然大丈夫でしたね。」
スケルトンハウスは長く住み続けられるように、柱を極力少なくして、将来の間取り変更に備えています。
奥様:「2階は子供部屋を10畳取って、子供たちが一人部屋にしたいって言ったら分けられるように、一応ドアを2つ用意しています。
いろんな色を取り入れたかったので、壁紙もいろんなところからサンプルを取り寄せて、前に住んでいたマンションの壁にそのサンプルを貼って、
『どの色にする?』ってみんなで考えました。しばらくの間検討するのに壁紙がずっと貼ってあったよね。いろんな色だったね。」
お子さんと当時のことを思い返す奥様。楽しみながら家づくりをなさった様子がうかがえます。
お子さんの部屋の壁紙はグレーとパステルグリーンの2色に貼り分けられていますが、ここにも大切な工夫が………。
奥様:「部屋を分けた時にも、それぞれの部屋にいろんな色があるようにと、
グレーとグリーンがそれぞれの部屋に見えるように壁紙の位置を工夫して決めました。
また、子供たちは将来巣立っていくので、子供部屋として作るよりは、
今後のことを考えた時に2階にも第2のリビングみたいに使えるようにしたいと思いました。
リビングにした時もちょうどいいように窓の位置を考えたり、プロジェクター用の壁紙を貼ったりと、色々考えて作りました。」
向原:「いろいろ計画なさって作ったお住まいですが、実際にお住まいになって住み心地はいかがですか。」
ご主人:「本当にもうイメージ通り使えてるっていうか。
今の生活では、本当にそうしたいなと思っている生活をそのままできいてる、という感じです。」
奥様:「コンパクトなリビングになったので、窓とデッキをつなげて、もっと空間が広く見えるようにっていう風に考えて作ったら、
実際そんな感じで使えています。」
ご主人:「玄関から一直線にリビングが見られるようにしたのもよかったし、階段の上の窓、ここがちょうど綺麗なんです。
秋口になると紅葉が黄色とか赤になってすごい綺麗なんですけど、
これが見えるように階段もスケスケにして、下からもちゃんと見える。そういうのも計算してやって、ちょうど良かったですよね、この木があって。
すごい綺麗なんで非常に良かったです。」
奥様:「家の中にいても息が詰まらないので、全然外出をしなかったりするんですよね(笑)、家でもずっと過ごせちゃいます。」
この写真は、工事中にNさんご一家が大工さんに差し入れしたときに描かれたイラストです。
工事の完成まで現場で大事に飾られていて、いまはNさん宅の冷蔵庫に貼ってあります。こころがほっこりする素敵なエピソードです。
本当に居心地のよいNさん宅。お子さんたちもリビングとデッキを気軽に行き来したり、
ヴィレッジの共有の庭で遊んだりとのびのびと過ごしているご様子でした。この先のお子さんの成長と共に、
家も育っていくように変化していくのかと思うと、とても楽しみになりました。