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まちづくりってなんだろう。「住み続けたい街」葉山で考える
公開日:2024/09/19
所在地: 葉山町
神奈川県葉山町。人口は約30,700人、面積は17.04k㎡の小さな町。先ごろ、ある不動産サイトの「住み続けたい街」のランキングで1位になりました。都心部から電車や車で1時間程度、いわゆる「湘南」の東の端、相模湾を臨む立地の穏やかな町です。葉山という地名から知られているのは、御用邸でしょうか。かつては避暑地、別荘地として知られ、今は鉄道会社の「葉山女子旅きっぷ」なども人気です。「住む・暮らす」という部分では近年、ファミリー層の移住も多いのですが、ただただ、自然環境やイメージに惹かれて…だけではなさそうです。
そのひとつが、「まちのつながり」。エンジョイワークスが創業するきっかけもここ、葉山にありました。代表の福田は、都内から葉山に移住し、コミュニティがまちを元気にしている様子を目の当たりにして、「まちづくりや地域活性を手掛ける会社を作りたい」と思い立ちました。実際に移住してきた人も、こう言います。「人と人の顔が見える、“いい感じ”でつながっている」「町を大事にしている人が多いと感じた」「知らずのうちに緩やかに仲間が増えていた」「町のために何かできることがないかな、と考えるようになった」――と。これこそが、土地の持つコミュニティ力であって、「まちを思う人」を巻き込んで「まちづくり」の視点が生まれるのかもしれません。近所づきあい…近隣とのコミュニケーションが希薄になっていると言われる現代ですが、緩やかなコミュニティがあることを心地よいと感じる人も少なくないということでしょう。
それを体現したのが、お隣さんと一緒につくる自分たちの暮らし「ENJOY VILLAGE」、じぶん至上最高のクリエイティブを発揮できる、暮らしを面白くする仕掛けの「THE SKELETON HOUSE」。もちろん、リノベーションだってそう。
この葉山町にも、多くのお施主さんが暮らしています。まずは、自分たちの住まいをどうお気に入りの住まいにしていくかを自分たちの手で考える。垣根がないことで生まれる、お隣さんとのほどよい距離感。互いを気にかけながら、ときには一緒に庭の手入れをして会話楽しむ暮らし。お隣さんを知り、そして住んでいるまちのことも知り。自分の家の芝だけでなく、お隣さんの芝も気にかける。お休みの日にはBBQパーティやサウナ会を開催したり。お隣さんを知り、そして住んでいるまちのことも知り、なんかここのまちに住み続けたいなぁと思える、そんな暮らしが築かれている葉山町です。
そんな葉山町で、地域プレイヤーや有識者が集まる「まちづくり」のフォーラムが開催されます。どのような思いで活動をしているのか? これからの葉山をどんな町にしたいか? など、さまざまな角度でアプローチしていきます。他の町にも汎用できる「まちづくり」のヒントが得られるかもしれません。
■葉山の「まちづくり」を考える
・日時:2024年9月29日(日)13:00~16:00
・会場:葉山町福祉文化会館大会議室
・登壇者:
鈴木伸治(横浜市立大学教授)
伊藤裕夫(元・日本文化政策学会会長/ 葉山芸術祭顧問)
山形与志樹(慶応義塾大学教授)
福田和則(㈱エンジョイワークス代表取締役
大塚由美子(NPO法人大磯ガイド協会運営委員)
高田明子(NPO法人葉山環境文化デザイン集団代表)
ファシリテーター:樽見弘紀 (葉山まちづくり協会アドバイザー/元・日本NPO学会会長)
*順不同、敬称略
・申し込み・お問い合わせ
NPO法人葉山まちづくり協会ウェブサイト
https://www.hayama-npo.or.jp/news/4572
※このイベントは終了しました。
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