玄関・本小屋・眺望のアイディアから始まった家づくり
所在地: 葉山
規模: 30坪
家族構成:家族4人
この土地を選んだきっかけ
葉山の下山口にある築7年のスケルトンハウスH邸を訪ね、家づくり当時に考えていたことや、実際に暮らしてみて感じたことなどを、建築設計部の石川・池田でインタビューしてきました。
Hさん「お客さんの案内をしていたんです、僕当時はエンジョイワークスの営業だったので。
お客さんをこの土地に連れてきたら、梯子がかかっていて、眺望が見られるように。 でも僕は高いところが苦手なので、お客様だけどうぞって上ってもらったんです。
そうしたら、「あ!」って言うので危ないのかなと思って梯子を押さえたら、「そうじゃなくて、景色がすごいんですよ、Hさんも絶対上ったほうがいいですよ」って。
ということで上ってみたら、確かに良くて。
「Hさん、ここにしたらいいじゃないですか?」って」
池田「逆にお客さんに営業されたんですね(笑)」
Hさん「そう、それで、それはいいかも知れないと思って、奥さんにすぐ電話しまして、場所は知っていたので、行って上ってきてみなって言ったら、もうその日に見てきて「いいかもね」って言うんで、「じゃあそこにしようか」って感じで決めました」
スケルトンハウスを選んだ理由
Hさん「それはもう、自然な流れですよね(笑)。自分が営業しているのだから、違う選択肢はなかったし、うん。
まさか他のはないよねっていう雰囲気だったし」
一同「笑」
池田「でも愛を持って営業していたんですね」
Hさん「ですね、うん。それはそうですね。うんうん」
良かったこと・大変だったこと
奥様「間取りを自由にできるんだけど、間取りを考えるのってすごく大変だと思うんです。逆に間取りが決まった後はすごく楽になった。間取りを決めるのって大変ですよね、自由であれば自由であるほど。」
Hさん「うんうん」
奥様「自由って言っても制限のある中で、ベストな間取りを組むのが結構・・・色々ね、ものすごく難しいと思いました。」
Hさん「そうね、うん」
奥様「ただ、後から自由に変えられるって言うから、この辺は適当でいいや~と」
Hさん「うん。ここは一旦これでなんとかなるかな、後で嫌になったら変えればいいか、みたいな感じでね」
奥様「そうそう。それで気が楽になった」
ご夫婦の軽快なやり取りの中で明らかになった、悩んだ末に意外とラフに決まっていった間取りに関するエピソード、非常に面白いですね。
家づくりでこだわったポイント
奥様「本小屋と玄関のアイディアだけが決まっていたから、それを元に必要なものを入れていったんですけど、その時は子供も小さかったから、なんとなく全体で1個、みたいなことは考えていたと思います」
Hさん「うちは玄関がちょっと特殊だったと思うんですけど」
石川「そうですね、外で階段を上って、2階の玄関にたどり着くちょっと特殊な玄関ですね」
Hさん「そう、その玄関と、本小屋と、眺望っていう3つの要素を一体化させるためにわざわざ階段を上るつくりにしたんですよね」
奥様「それと、玄関の空間にガラス窓を作りたかったんですよね。それで、玄関とリビングが繋がっていたくて」
Hさん「なんせ梯子に上って決めた土地だから、そこが一番中心になる場所にしたかったんだね」
実際に暮らしてみて
奥様「庭と、いつもいるリビングとが繋がっていないから、庭 の手入れがあんまり・・・」
Hさん「そう。使われてないね」
奥様「庭がほったらかしになります(笑)」
Hさん「確かに。リビングと庭が繋がってるともうちょっと庭と近いけれども、庭から離れたなって」
奥様「庭からは離れてます。でも眺望は気持ちいいから、うん」
Hさん「なので庭は駐車場になっています」
これからやりたいこと
奥様「自分の部屋が欲しい!!」
Hさん「子供がもしね、家を出るようになったら、2人で二世帯の家みたいなのにしてもいいかもね、みたいな話はしています。
ワンフロアずつ、自分たちが好きなように使えて」
石川「夫婦のシェアハウスみたいな・・・?」
奥様「そうそう!なんか、やっぱり自分のテリトリーも必要ですよね。1階と2階だったら、そこそこ広さもあるからいいよね~」
Hさん「あるね~。いいよね~」
石川「広がっていきますね、構想が」
Hさん・奥様「うん!」
一同「笑」
可変性があるからこそ、暮らしながら次の暮らしの妄想・構想ができることも、スケルトンハウスの面白さの一つです。
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