栃木県鹿沼市。日光東照宮の建立に際して大きく発展した街。
京都から日光まで続く日光例幣使街道が通り、日光市に入る手前の宿場町として栄えました。
鹿沼市の中でも中心、銀座通りと呼ばれる場所に母屋と一体で接続した蔵があります。
この蔵が、次のBath & Bedの舞台!
ちょっと変わったアプローチの蔵を、ご紹介したいと思います。
銀座通りにある地域コミュニティ施設
対象物件は、銀座通りに面する2階建ての元・呉服店「板屋ビルヂング」の中にあります。
ここは、
kanuma commonsと呼ばれる、会員制の地域コミュニティ施設。
日替わりのチャレンジショップ、居酒屋、建築事務所やワークスペースなどがあり、
地域の方々の憩いの場となっています。レトロな商店街の雰囲気があり、なんだかほっとする、そんな場所でした。
縁側を抜けた先にある蔵
母屋の裏手にまわると、雰囲気のある渡り廊下が続きます。
その先に見えるのが、蔵の入り口。いままでのBarh&Bedは母屋と蔵が別々でしたが、今回は渡り廊下でお互いがくっついています。
なので、歩いていくと、「おや?あれが蔵かな?」と、ひっそり蔵が存在しているんです。
こじんまりとした2階建て
今までのBath & Bedの中では一番コンパクトなつくりになっていました。
窓や手摺がシンプルな格子になっていて、シャキッとした印象がありますね。
蔵は、地域特性があるのですが、鹿沼は木工と石が特産になっていることもあり、
石造りの蔵で、木貼りの内装というのがこのあたりの特徴のようです。
1F浴室とくつろぎスペース、2Fは4人が並んで寝れるベッドが作られる予定です。
蔵を支える太い棟木
もう少し上を見上げると、上棟日が書かれた立派な棟木が!
迫力があって、かっこいい。
歴史が刻まれている気がして、感慨深い気持ちになります。
かわいい裏の出入り口もあります
実はお庭の反対側にも小さな門扉があり、出入りができます。
「せっかくだから、散策路として開放しよう」となったそうで、鹿沼市公認のルートになっているそうです。そういう小さなアイデアが、街の人を寄せ付けるポイントなんでしょうね。
鹿沼の蔵は、年明け2月から工事がスタート予定です。
次のBath & Bedをお楽しみに!
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