BLOG
「余白」を残した家づくり、その魅力ってなんだろう。
公開日:2024/10/09
所在地: 葉山町
こんにちは。設計部のキムラです。入社して半年ほどになります。先日、初めてお引き渡し直前の物件を見に行ってきました。訪れたのは、葉山にある「THE SKELETON HOUSE」。その物件は、普通の完成物件とはちょっと様子が違う、第一印象。お施主さんのコンセプトを聞いて、納得の物件でした。
どう、様子が違うって?
葉山にこの夏完成した「THE SKELETON HOUSE」。内部を見てみると、壁がなく、電気や水道の配管が完了したスケルトン状態です。初めて見ると「これで本当に引き渡し?」と驚くかもしれません。でも、このお家の施主さんが、計画当初から語っていたコンセプトは「巨大なプラモデル」。建物の完成お引き渡しから、5年計画で、少しずつDIYのカスタマイズを加えていくそうです。
趣味のバイクをカスタマイズするためのガレージ部分を作りこんだり、壁に仕上げがない分、柱と柱の間に棚板を加えて壁面収納にしたり、ベッドを置くなら2階の奥なのかなと想像してみたり、どんなお家に仕上がっていくのか、とても楽しみです。
完成のカタチって一つじゃない。
「THE SKELETON HOUSE」で用意したのは、頑丈で快適かつシンプルな構造のハコ。まさにこの物件は、その「ハコ」のままの状態でお引き渡しです。「ハコ」から、どんな家にしていくかを考えるのは住まい手自身。どんな間取りにするか、どんな家具を入れようか想像しながら、計画していくのが醍醐味です。
住み始める前に、自分たちがつくった新しい家での暮らしのイメージを完璧に想像するのは難しいかも。でも、住みながらライフスタイルの変化に応じて、カスタマイズしていくのも良いかもしれません。逆に、間取りを完璧に計画し、壁紙やタイル張りでかっこよく仕上げるのも素敵です。家族構成の変化に合わせて、壁をつくるかつくらないか、床の仕上げや間取りなど、インフィルを自由にカスタマイズできる仕掛けを「THE SKELETON HOUSE」では用意しています。一つとして同じものはなく、住まい手によって「完成」のカタチは十人十色。だからこそ、あえて「余白」を残すというのも家づくりの一つの方法ではないかと、この葉山の物件を通して改めて実感しました。
クリエイティブな家づくりも良いかもって
家づくりをゼロからすることって、人生の中でそうそうない、特別なこと。だからこそ、ジブンゴト化して、住まい手のみなさん自身の最高な家づくりのカタチを見つけてみてください。
家づくりって最高にクリエイティブで面白い。
新築もリノベも。
鎌倉・逗子・葉山という湘南エリアを拠点とするエンジョイワークス一級建築士事務所があなたのクリエイティブな家づくりをサポートします。
https://enjoyworksdesign.com/
詳しくお話を聞いてみたい、知りたい方は下記までお問い合わせください。
■お問い合わせ:
お電話(
0467-53-8583)
お問い合わせフォーム