K邸の7年目点検を訪れ、DIYを楽しみながら家を進化させている様子を拝見しました。暮らしながら理想の住まいを形にしていく、湘南で楽しむ自由な家づくりの魅力をご紹介します。自分らしい暮らしを実現するヒントを、ぜひご覧ください。
DIY好きのKさんのお宅訪問
K邸の7年目点検に同行しました。もともと手を動かすのが大好きなKさん。新築時から「自分でできることはやりたい!」と、フローリングを自ら赤く塗装したり、アンティークの扉を探してきて購入したりと、理想の住まいづくりに積極的に関わってきました。7年前の竣工当初も素敵な住まいでしたが、年月を経て、さらに進化しているのが印象的でした。上の写真は完成して3か月ほどが経ったころのもの。
足場板でおしゃれにカバー!DIYで進化するシンクまわり
7年後の現在、当初オープンだったシンクの側面は、足場板を使ってカバーが施されていました。タオル掛けも取付られていて、とても使いやすそう!見た目と利便性を兼ね備えた見事な手仕事です。
扉の板もカスタマイズで、空間に馴染むデザインに
また、空調機の入った部屋の扉は、建物完成当時は板のままでしたが、Kさんはその上に化粧の板を自ら取り付け、部屋の雰囲気にぴったりな仕上がりにしていました。既製品ではなく、自分の感覚で好みの板を買ってきて作り上げることで、より自分らしい空間が生まれています。
家を自分好みに育てる楽しみ。
K邸では、住みながら「やりたいこと」を実現していく暮らしが根付いています。ドライバーひとつでできることから、職人さんに聞きながらおそるおそるトライすることまで。「これは簡単につけられますよ~」「ここはちょっと大変でした!」と楽しそうに教えてくれるKさんと話していると、なんだか自分の家も何かDIYしてみたい気持ちになりました。
DIYをやると、できることが増えてスキルアップするだけでなく、素材や流通のことも自然と詳しくなって、家への理解も深まります。
「なるほど、こうやってできてるんだ!」って気づくことが増えると、物の見方も変わってくる。この気づきは人生をより豊かなものにしてくれるのではないかなと思います。
家づくりは完成がゴールではなく、暮らしながら自分好みに育てていく楽しみもある。そんな自由な住まいのあり方、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?