栃木県鹿沼市、銀座通り商店街にある板屋ビルの裏手に、小さな蔵があります。
この蔵をリノベーションして、6棟目となるBath&Bedが先日完成しました!
今回のBath&Bedはどんな感じで仕上がったのか、ご紹介したいと思います。
銀座商店街から細い小道を抜ける
商店街からBath&Bedへの入り口は、建物の正面入り口の脇にある細い通路を進みます。
入口を覗くと、出口の先にある樹木が見え、中庭へ続いていることが想像できます。
人が一人通れる程度の幅の通路を進んでいくのですが、トンネルをくぐるときのようなワクワク感があり、たまりません。
母屋にくっついてひっそりとしている蔵
母屋の中庭を抜けると、静けさの中に和の趣を感じる日本庭園が広がります。
その奥、渡り廊下の突き当たりに、ひっそりと佇む蔵があります。
母屋と一体になったような蔵は、一見するとあまり目立たない存在ですが、それがまた魅力。
まるで施設の中に隠れた秘密基地のような雰囲気があります。
こじんまり落ち着くリビングスペース
蔵の扉を開けると、そこにはかわいらしいアートが印象的なリビングスペースが広がります。
壁に飾られているのは、金子潤さんの作品。
プリミティブでファンタジーな世界観の絵が、この空間にぴったりと調和しています。
蔵自体は小さな建物なのでリビングは決して広くはありませんが、その分、空間にほどよくおさまる“おこもり感”が心地よさを生んでいます。
地元の素材で仕上げた、こだわりの浴室
浴室には、栃木の名産として知られる大谷石を贅沢に使用しました。
Bath&Bedでは、「その土地らしさを大切にすること」をコンセプトに、地のものを使って空間をつくることを大切にしています。
浴槽には檜(ひのき)を使用し、木のぬくもりと香りが、石の質感と美しく調和しています。
しかもこの檜風呂、実は施工を担当した大工さんが一から造作してくれたものなんです!
建物を仕上げるだけでなく、浴槽まで手がけるなんて……職人技に脱帽です。
4人がくつろげる、ちょうどいい寝室
そして、蔵の2階はベッドルームになっています。
限られた空間ながら、4人がゆったり眠れるベッドがきっちりと配置されており、無駄のないレイアウトが心地よさを引き立てます。
目を引くのは、センスよく選ばれたベッドスローやクッション。
インテリアのスタイリングは、今回もインテリアコーディネーターの石井佳苗さんが担当してくれました。
さすがのセレクト力で、仕上がった空間にぐっと深みと魅力が加わりました。
インテリアが整うことで、部屋全体の雰囲気が一気に“宿”らしくなりますね!
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