従来の分譲地とは一線を画す、塀のない開放的な空間設計と、住民同士がゆるやかにつながる暮らしが魅力の「ENJOY VILLAGE」。湘南エリアで好評のこの新しい住まい方を、弊社が「次はここに住みたい!」と思える地域に全国展開中です。中でも首都圏からの子育て移住が急増している長野県佐久市・御代田町の2つのヴィレッジは大注目株。2025年6月1日、4棟のスケルトンハウスと共有のアウトドアキッチンが完成したばかりの佐久ヴィレッジにて、現地体感イベントを行いました。予想以上に多くのご家族に参加いただいたその様子をレポートします!
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【目次】
前編
・豊かな自然と利便性とのバランスに優れた佐久の魅力
・なぜENJOY VILLAGE? 最小のまちづくりの種
・アクセスも気候も教育も食も医療も充実の佐久
・教育移住の目的地の一つ、イエナプランの「大日向小学校」
後編
・スケルトンハウスは、将来のリセールバリューも見逃せない
・ヴィレッジ共有部のメンテナンスは? 気の合わない隣人がいたら?
・自分で1からデザインできる御代田ヴィレッジの魅力
・6月14日には、御代田・佐久の暮らしを体感するツアー的イベントを開催!
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この日のイベントに参加してくださった大日向小学校の保護者の方々は、同じ理念やこのような価値観に響き合っているせいか、イベントに参加してくださったご家族もみなさん驚くほど仲良しでした。佐久ヴィレッジの4棟を見て回る間に、共有部の広場にいつの間にか円陣ができ、自身の家族が求める暮らしのスタイルについて雑談を交わしていたのがとても印象的でした。その傍らで広場や敷地内を縦横無尽に走り回る子どもたち。
そうそう! まさにこんなふうに、お隣さんと広場やアウトドアキッチンの周りで会話したり、子どもたち同士が一緒に遊んだりしながら過ごしてほしいヴィレッジなのです。
参加者からは、「曜日ごとに当番を決めて、子どもの送迎を分担できたらいいなぁ」「こうやって何世帯かの家族でみんなの子どもを見守りながら育てられると何かと助かるし、子どものためにもいいよね。コンセプトがすごく良い」などのうれしいお声も聞かれました。
塀のないヴィレッジだからこそ精神的にも物理的にもプライベートに使える空間を重要視して設計。各戸の窓の位置もお隣と視線がかち合わないよう緻密に計算してある。写真は神奈川県葉山町の森戸川ヴィレッジ。
スケルトンハウスは、将来のリセールバリューも見逃せない
松島からは、ヴィレッジを構成する弊社の規格住宅「スケルトンハウス」についても説明させていただきました。
スケルトンハウスは「自分史上最高のクリエイティブを発揮しよう」というコンセプトで、購入後に自分のライフスタイルに合わせて内装を自由にカスタマイズできる住宅です。家の外側に構造体があり、中は自由に設計できるため、ライフスタイルの変化に対応しやすく、長く使える資産価値の高い住宅であることが特徴です。実際に住んでいる人の例として、吹き抜けをつくったり、キッチンを変更したりとさまざまなカスタマイズをしている事例もご紹介しました。
参加者の中には、スケルトンハウスが採用しているモノクローム社の太陽光パネル一体型の屋根「Roof-1」をご存知だった方も。「家の外観が“いかにも太陽光パネル載せてます”にならず、スマートなのが良い」、「自然エネルギーをさりげなく取り入れながら、地球環境にやさしいだけでなく、冬場の暖房費が高くなりがちな寒冷地にとっては家計にもやさしい点がありがたい」などの声が聞かれ、「佐久や御代田は日本でも有数の晴天率を誇る地方なので、太陽光発電はポイント高いですね」と地元出身の方からも高評価をいただきました。
また、大日向小学校などの教育環境を目的に移住された家族の中には、子育て期間を終えたら別の地域に住み移る可能性もあるという方もいらっしゃいました。聞けば身の回りにも、佐久に永住するとは限らないという家族が少なくないとのこと。いつか域外に転出することになった時、再販にあたって資産価値が下がりにくいのもスケルトンハウスの魅力です。弊社が「100年住み継ぐ」を合言葉に、未来の優良ストックを今つくっているつもりで取り組んでいるのがスケルトンハウス。室内をがらんどうの空間に戻しやすい構造のため、次のオーナーが好きなように室内を作り替えることができ、売買しやすいのです。
佐久や御代田(西軽井沢エリア)は今後も長期に渡って移住者が増加し続けると予測されている稀有な地域。軽井沢ブランドの影響もあり、地価は上がることはあっても、大きく下がる可能性は低いと現地の不動産業者は口を揃えます。佐久ヴィレッジ・御代田ヴィレッジは、将来の資産的価値を鑑みても、非常に有望だと言えるのです。
ヴィレッジ共有部のメンテナンスは? 気の合わない隣人がいたら?
一方で参加者からは、塀をつくらず、敷地の見た目の境界線をあえて曖昧にし、みんなで景色や空間をシェアするヴィレッジのライフスタイルについて、「共有部」のメンテナンスやお隣さんとの関係が心配という質問も。
これについて松島は、これまで湘南エリアで20ヶ所近くのヴィレッジを販売してきた経験から、ヴィレッジを選んだ時点で塀をつくらないことや共有スペースを持つことに対する価値観が近い人が集まっており、大きな問題は起きていない事実を伝えました。また、今回の佐久ヴィレッジのアウトドアキッチンのように、専門的なメンテナンスが必要な設備が敷地内にある場合は、最初に住人同士の覚書で取り決めをすることも添えました。
「たとえば芝刈りや樹木の剪定をする時も、自分の敷地だけやってお隣さんの所は知らん顔というよりは、ヴィレッジ住人同士のLINEなどで“○日にやりますが一緒にどうですか?”、 “○日に庭師さんを呼びますが一緒にやってもらいませんか?”という感じで、みなさん声を掛け合って上手くやっていらっしゃいますよ」と松島。
「お隣さんとつくる豊かな暮らし」に関心がある方々なら、そんなふうに上手にヴィレッジでの関係性を育んでいけるのではないでしょうか。
御代田ヴィレッジの敷地も見学。ヴィレッジのほぼ中央に残した2本の既存木の下には共有のサウナ小屋とドッグランを設置予定。
自分で1からデザインできる御代田ヴィレッジの魅力
今回のイベントは佐久ヴィレッジ現地で開催しましたが、御代田町で同時販売中の御代田ヴィレッジとの距離も車で15分程度と近く、2つのヴィレッジを同時にご紹介させていただきました。
御代田ヴィレッジは御代田町の中でも、ヨーロッパの運河を思わせる美しい景観が人気の「御影用水」からも近い静かな場所に位置し、現在全9区画を土地の状態でご紹介しています。既存樹木を残した緑豊かな環境で、土地を2つ合わせて購入し、広く使うことも可能。そこにどんなサイズ・どんな室内のスケルトンハウスを建てるのか、1から自分で考えることができるヴィレッジです。
「どちらのヴィレッジがご自身のライフスタイルに合いそうですか?」という松島の問いに対して、参加者の中には「自分で自由に設計できるから」、「床面積がもっとほしいから」、「水辺に住みたいから」などの理由で御代田ヴィレッジを選んだ方もいらっしゃいました。逆に、すでに建物があるのでインテリアの工夫やちょっとした改装だけですぐに住み始められる佐久ヴィレッジに「理想的!」というコメントをくださった方も。
イベントの最後は、御代田ヴィレッジに関心がある方々と共に御代田町へ移動し、その広々とした敷地や緑が豊富な周辺環境、近隣の住戸の雰囲気など、佐久ヴィレッジとはまた異なる趣きと立地を体感していただき、閉会となりました。
6月14日には、御代田・佐久の暮らしを体感するツアー的イベントを開催!