スケルトンハウス
設計するのは、あなたです|スケルトンハウスって…その3
公開日:2025/07/19
スケルトンハウスには、「自分で家をつくる」ための6つの仕掛けがあります。
今回ご紹介するのは、その1つ目。しかも、最も大切な仕掛けです。
それは——「設計するのは、あなた」ということ。
私たちはこれまで、「自分で家をつくる」という言葉を何度も使ってきました。けれどこれは、単に「好みの壁紙を選ぶ」といった“選択の自由”とは少し違います。
多くの注文住宅では、設計士やハウスメーカーがプランを提案し、そこから間取りや仕上げを「選んでいく」スタイルが一般的です。もちろん、それも素晴らしい家づくりの方法のひとつ。
でもスケルトンハウスでは、そのプロセスを「選ぶ」ではなく「つくる」に変えています。
手を動かして、自分で考える
スケルトンハウスでは、間取りはゼロから自分で考えていただきます。どこに玄関をつけよう? キッチンの向きは? 階段の位置は?窓の種類や大きさは?迷いながらも、一つひとつ、暮らしのイメージをカタチにしていきます。
さらにそれを、模型として「自分の手で」つくってもらうことも、スケルトンハウスのプロセスのひとつ。これは、頭の中のイメージがリアルな空間として立ち上がってくる、とても大切な工程です。
「そんなの自分にできるのかな……」そう思う方も、きっといらっしゃるはずです。
大丈夫です。私たち設計士が、そばでしっかりサポートします。法律や構造、安全性などの専門的な部分は私たちがチェックし、必要があれば、これまでの経験をもとにアドバイスもします。
ただし、主役はあくまで、あなた。私たちは、提案者ではなく「伴走者」です。
マラソンの伴走のように
設計事務所やハウスメーカーがキャッチボールのように「対面式」で家づくりをするなら、スケルトンハウスは「伴走スタイル」。一緒にゴールを目指して、同じ方向を向いて、隣で走り続ける。そんなイメージで、私たちは家づくりに並走しています。
「設計するのは、あなた」。それが、スケルトンハウスの第一の仕掛けです。
でも、イメージが湧かない…という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときこそ頼りになる、第二の仕掛けがあります。
次回は、「アプリで進める」についてご紹介します。誰でも迷わず、自分のペースで家づくりが進められる工夫。どうぞお楽しみに。