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快適な空間をつくる性能|スケルトンハウスって…その10

公開日:2025/09/10
長く愛される家であるためには、まず「快適であること」が欠かせません。
そして、その快適さを支える大切な要素のひとつが 断熱性能 です。

スケルトンハウスでは、快適さとコストパフォーマンスの両面からバランスを考え、最適な断熱仕様を標準としています。

断熱について

スケルトンハウスは 外断熱工法 を採用しています。
柱などの外側をぐるりと断熱材で包み込むことで、効率よく断熱できる方法です。

外壁:ネオマフォーム 60㎜

屋根:ネオマフォーム 80㎜

床下:基礎断熱(シロアリ対策タイプのスタイロフォームAT 30㎜)

床下は、温度が安定している地中の特性を活かし、外周部の立ち上がりと基礎底盤から90㎝の範囲を標準としています。
※各種申請に応じて仕様を変更する場合があります。

窓について

省エネ対策が広く浸透した今では、樹脂サッシは多くの住宅で使われるようになりました。
しかし、スケルトンハウスでは「湘南の気候にはオーバースペックでは?」と言われていた頃から、いち早く 樹脂サッシ+Low-E複層ガラス を標準仕様として採用してきました。

現在は YKK AP社のAPW330 を採用しています。樹脂フレームはアルミに比べて熱を伝えにくいため、冬でもフレームが冷たくならず、結露を防ぎやすいのが特徴です。結露が減れば、カビやダニの発生を抑えることにつながり、住まいを長持ちさせる効果もあります。

さらに、Low-E複層ガラスは、夏の強い日差しによる室温上昇を防ぎ、冬は室内の熱を逃しにくくします。鎌倉や湘南のように一年を通して湿度や日射の変化が大きい地域でも、室内環境を快適に保つことができます。

窓は「眺めを楽しむ開口部」であると同時に、「熱や湿気の出入り口」でもあります。
だからこそ、性能をしっかり確保することが、日々の快適さや建物の耐久性につながるのです

全体としての断熱性能

断熱性能の指標のひとつに「断熱等級」があります。
スケルトンハウスでは、 断熱等級6(HEAT20 G2グレード) を標準仕様としてクリアしています。これは、国が定める省エネ基準よりも一段上の性能で、冷暖房に頼りすぎず、夏も冬も快適に過ごせるレベルです。

具体的には、冬場の暖房が外に逃げにくく、家の中の温度差も小さく抑えられます。ヒートショックのようなリスクも軽減でき、健康にもやさしい住まいとなります。
また夏場は、外からの熱をしっかり遮ることで室温上昇を防ぎ、エアコン効率を高めることができます。光熱費を抑えながら、快適さをキープできるのも大きなメリットです。

性能を数値で確認しつつ、その先にある「毎日の暮らしが穏やかに続いていくこと」。
スケルトンハウスの断熱設計は、そんな住まいの基本を支えています。
断熱や窓の性能は、一見すると目に見えにくい部分ですが、毎日の暮らしの心地よさを大きく左右します。
数字や仕様は少し堅く聞こえるかもしれませんが、目指しているのは「家族が安心して快適に過ごせる空間」です。
スケルトンハウスは、そんな想いを込めてスペックを設定しています。

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